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インターネット上で配信者として活動をしていると、データのバックアップについて考えることが多くあります。
Vtuberとして皆さんに見てもらう身体のデータや、各種YouTube用のサムネイル画像など、絶対に失いたくないデータが多々あります。
半年ほど前、TwitterをフォローしているVtuberさんがデータを損失したケースが2、3件ほぼ同時期にあり、改めて自分のデータ保存方法を見直す機会がありました。
今回はその半年の運用を踏まえ、自分の中でしっくり来たバックアップ保存方法について紹介します。
突然のデータ損失に備えて早めにバックアップ環境を整えよう!
おしながき
3-2-1ルールとは
3-2-1ルールは、データの冗長性を利用した、バックアップとリカバリを確実にするためのガイドラインです。
冗長性とは、対障害性を高める目的でデータを二重化し、予備のシステムを用意することを言います。
この方法はライフハックという言葉を日本に持ち込んだことで有名な堀正岳さんの著書「ライフハック大全」にも記載されています。
データは少なくとも「3」つ持つ
バックアップは、オリジナル(プライマリ)データを含めて少なくとも3つの独立したコピーを作成することが推奨されています。
これにより、1つのバックアップが失われても他のコピーからデータを回復することが可能となるからです。
コピーを「2つの異なる媒体に保存する」
データのコピーを作成する際に、異なる種類のメディアを使用します。
たとえば、ハードディスクドライブとクラウドストレージ、外部ハードドライブとテープバックアップなど、異なる媒体を使用してデータを保存します。
これにより、片方のメディアが故障した場合でも、もう片方のメディアからデータを回復できるようになります。
ボクは外付けHDDを2つ使用し、容量が少ない方は特に重要なデータのみを、多い方にはすべてのデータをコピーし保存するようにしています。
バックアップにはフリーソフトの「Backup」を使用し、定期的に手動でコピーを作成しています。
FTPクライアントFFFTPで有名な曽田氏が作成したバックアップソフトです。
本当は周期的に自動でバックアップを取ってくれるフリーソフトを探しているのですが、なかなか良い感じのソフトに出会えず…
少なくとも「1」つのバックアップをオフサイトに保管する
データのコピーのうち、少なくとも1つは元のデータとは異なる物理的な場所に保存されるようにします。
これにより、災害や地域的な問題によって本拠地のデータが失われても、オフサイトのコピーからデータを回復できるようになります。
Vtuber活動をする上で動かす身体のデータや、色々な人に描いていただいた素敵なイラスト類など、特に失いたくなくて、かつ軽量なデータは、有名なクラウドストレージサービスであるOneDriveとdropboxに分割して保存しています。
これにより、インターネットにさえ繋げればどこからでもデータを確認できるようになります。
おわりに
この3-2-1ルールを守ることで、データのバックアップとリカバリ戦略が強化され、データの損失や災害に対するリスクを最小限に抑えることができます。
近年ではネットワークに不正侵入してデータを強制的に暗号化し、暗号の解除と引き換えに金銭を要求する、凶悪な手口の不正操作(ランサムウェア)も登場してきています。
データの適切なバックアップは改めて重要視されつつあると言えるのではないでしょうか?
Vtuberの決まり文句で恐縮ですが、YouTubeのチャンネル登録・Twitterのフォローなどで応援いただけますと大変、大変励みになります! ナニトゾ!
記事に興味を持たれた方、ボクのことをもうちょっとだけのぞいてみませんか?