【衝撃】ポケモンのアニメサントラが秀逸だった件

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みなさんこんにちは、こんばんは、もしくはおはようございます。

ゲーム音楽大好きVtuberの夕樹陽彩です。

ボクが初めて買ったゲームサントラはポケモンでした。理由は単純、小さいときからずっと遊んできて馴染み深かったからです。

中でもRSEやORASの戦闘BGMが特に好きなのですが、今回はアニメ最初期~DPまでのアニメサントラを買ってみたらめちゃくちゃ当たりだったのでご紹介したいと思います!

TV ANIME POCKET MONSTERS ORIGINAL SOUNDTRACK BEST 1997-2010

みんな大好きなピカチュウがでかでか描かれた表紙のこのサントラ、いかにもアニメポケモンって感じがしてたまりません!

このサントラ一番見どころ、いや聴きどころは原作ゲームの楽曲がオーケストラ風アレンジされている点です。

オーケストラと一口に言っても様々で、戦闘BGMひとつとっても軽快な曲調から重々しい雰囲気のBGMまで様々です。

街のBGMやロケット団と遭遇したときの「お決まり」BGMも楽しいのですが、ボクはポケモンサントラ愛好家として戦闘BGMのアレンジの良さ(と同時に物足りなさ)を語りたいのです!

「競技」と「大怪獣バトル」

「競技」

まずボクが着目したのは「戦闘!四天王(RSE)」です。RSE→ORASにアレンジがなされた時、ORASでは重厚感のあるブラスサウンドによって戦いの緊迫感が強調されました。

それはもうイヤホンしながら枕に顔をうずめるくらい好きだったのですが、ひとつだけORASの「戦闘!四天王」にも不満点がありました。それは、クラップハンドが無くなった(あるいは小さくなった)ことです。

四天王戦ともなるとタイマン真剣勝負、そこに競技性はいらず、サウンドも重厚になった結果手拍子が合わなくなったという判断なのかもしれませんが、RSEのサントラを聞くとクラップハンドはいい味を出してるんですよね。

上記ニコニコ動画リンクのコメントでもクラップハンドについて言及している方がいらっしゃいました。

じゃあボクはどういうものなら満足できるんだろう?と考えた時にYouTubeのおすすめ動画に出てきたのがこのサントラだったのです。そして、その中に「戦闘!四天王(RSE)」を発見した時はテンションがぶち上がりました。

アニメ特有のイントロと、ループを想定されていないためゲーム音楽と違って「終わり」があることに慣れておらずそこだけひっかかりますが「オーケストラ」の重厚感を持ち「クラップハンド」も取り入れられているこのアレンジに心を奪われました。

これらの違いは単にメディアが違ったりアレンジに当たって曲の根幹が変わってクラップハンドが合わなくなったなど色々理由はあると思うのですが、ボクはこう考えます。

RSEはまだ「競技」であって、見えないけれど観客のような存在がいたのではないか、と。

同様にアニメアレンジはタケシやハルカ、マサトが観客としてサトシのことを応援しながら見ていたと思うので、彼らも立派な観客です。
また、アニメではポケモンバトルを特に「スポーツ」のような扱いをしている気がします。最初から剣盾みたいなスタンスだったんじゃないかな?

一方ORASはガチガチのガチ、タイマン真剣勝負な感じを強烈に煽る重いBGMと変化しています。観客なしの真っ向勝負感が出てそれはそれで好きなのです。

個人的な好みの話をすればORASの重厚感がベースで、メロディーが明るくなるとことだけ緩急をつけるために本当に軽くしてクラップハンドが入っていたら多分ボクの理想なのですが…

音楽を自分で作る技術を磨いてみようか最近本気で悩んでいます。

「大怪獣バトル」

ポケモンRSEといえば伝説のポケモンであるグラードン・カイオーガとの戦闘BGMがいいですね。

重厚感のある…ティンパニでしょうか?打楽器の連打から始まる「災厄」を目の前にしたBGMが格好いいです。

ここでパーカッションを多用するのはBWの「戦闘!ゲーチス」の礎になっているようにも感じるのですが、その話はおいておきます。

ボクはRSEの「戦闘!超古代ポケモン」は大怪獣バトル感を覚えます。未知の太陽と雨を司る巨大生物に退治する恐怖とか、勇気とか、そういうものをひしひしと感じるんです。

ではアニメサントラがどうアレンジしたかと言うと…

ちょっとおしゃれになりましたね! アニメだと重々しすぎる表現が適さなかったのでしょうか…?

これはこれで軽快なトランペットのメロディーが何度も聞きたくなる良アレンジだと思いました。

更に大怪獣感を増したBGMがありまして。

それが「戦闘!レジロック・レジアイス・レジスチル」です。

グラードン・カイオーガ以上に得体のしれない未知の生命体、身体も人間の科学を超越したような素材で作られているレジ系のポケモンたちの戦闘BGMは実に奇妙です。

それまでのポケモンにはなかった不気味というか、変わった装飾音が多用され掴みどころのない楽曲に仕上がってると言えるでしょう。

では、そんな 「戦闘!レジロック・レジアイス・レジスチル」 がアニメサントラでどう変わったのかといいますと…

絶対に相対してはいけない相手に出くわしてしまった感じがしませんか?

怪しげなピロピロメロディの一部はトランペットに置き換わって不気味さが少し薄れてはいますが、その分強敵と戦うことになった感が強調されてとても好みのアレンジになっていました!

おわりに

他にもライバル戦の曲や街のBGMなどもアレンジ収録されており、少し懐かし目のポケモンBGMが好きな方にはビシビシ刺さるサントラではないかと考えています。

値段もサントラにしてはお手頃なので入手しやすく、是非手にとってみていただきたいです!


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